夢のある子供たち

カンボジアで働いてから精神的にも充実した日々を送っています。前の職場については条件も悪くないですし、人にも恵まれていて働きやすかったのですが自分の好きなことをしているか?といわれると、そういうわけではなく仕事の一環として事務作業にあたっていたという感じです。

今の仕事は「やりがい」が大変あります。人を相手にしているといったことも大きなポイントでしょう。生徒たちと直接やりとりするため、リアルに反応が伝わってきます。授業についても軌道に乗っている日とそうではない日があります。それでも私が教えた日本語を習得して、日本語が上手になっている生徒たちをみるとこちらもまたがんばろうって気力をもらえるわけです。

カンボジアの子供たちは貧困だったり、家庭事情があったりと日本の子供たちのように恵まれていない子もたくさんいます。それでもとても陽気で将来に対して夢を持っている子達もたくさんいます。

日本語教育を受けている子供たちは、日本のことが大好きで色んなことに興味を示しています。これもすごいことだなって思うんです。

日本に対してなんでそんなにあこがれているのかな?と疑問に思っていたのですが、カンボジアにきて改めて実感したことがあります。例えば電化製品。日本の電化製品は10年など長持ちするのが通例で、故障もめったにおきません。これが普通と思いきやそんなことはなく、現地の製品や他国の製品はすぐに壊れてしまったり、意味不明な壊れ方をすることも少なくありません。日本の技術ってすごいんだなと改めて感じさせられました。

こうしたものを目の当たりにして、カンボジアの子供たちも日本はすごいんだな、いろいろ勉強したいといった気持ちが芽生えてくるんだと思います。日本の車や電化製品のすごさから、日本語を習得したら今度はエンジニアの勉強したいといった生徒もいます。

私たちはあまりにも恵まれて過ぎていて、こういった感動を感じる場面がなくなっていたのかもしれません。日本の子供たちはリアリティで有名大学進学や大手企業就職といったルートを述べる子が多い中、「夢」といったことを忘れてしまっている子達があまりにも多いと思いました。

日本人も夢を持って、それに向かって進める環境になってほしいと願わずにはいられません。私は必要とされる限りカンボジアの地で日本語教師を続けようと思っています。

いつまでできるか、また将来どうなっているのかわかりませんがこんな充実した日々がずっと続くといいなと願わずにはいられません。みなさんもぜひ夢に向かってチャレンジしてみてくださいね。

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